身体に熱が過剰に生じている状態
単なる体温が高いというものではなく
過剰なエネルギーが身体にこもっている状態だと捉えます
見た目には、赤ら顔、目が充血、口がかわいており唾液が粘っこくなる、便通が悪いなど様々ありますが、寒のときと同じように精神面への影響もでてきます。
そうすると、イライラしたり落ち着かなかったり、怒りっぽかったりします。
熱証
体内の熱で身体の潤いが不足する
この概念はとてもむずかいしですが、沸かし続けたお水はやがて蒸発して、なくなってしまいます。このイメージと同じことが私たちの身体の中でも起こっているのです。
乾く=水分がなくなる=潤い(うるおい)がなくなると、水がなくなった鍋がカラッカラになり空焚き状態! つまり「熱」が生じてくるのです。
身体の中に熱が生じるということは、頬がほてったり、寝汗をかいたり、夕方ごろから微熱が生じたり、皮膚が乾燥したりします。
また寒証と同じように、熱がつよくなると気血の巡りを滞らせることも引き起こします。
熱証の体質にむかう原因
辛い物や熱い物を食べすぎたときに身体に一時的に熱がこもる
外からの熱(陽邪)の侵入により喉が渇いたり、体が熱くなり、喉が渇く
長期にわたる食事の不摂生、ストレス、などにより身体の内部に熱がこもり続ける
など様々です。
我々女性は更年期という時期(初潮年齢+30±5歳)になると自律神経がみだれ、五臓の衰えも合わさり、血が少なくなり気血のエネルギーが低迷します。そうすると大切な燃料が不足しているのにも関わらず、熱だけが残っっている状態を引き起こすのです。
(もちろん男性にも更年期はありますが、血の不足を招きやすい女性は特に影響を受けるでしょう)
薬膳学の知恵でサポート
余分な熱を取り除く「寒性」「涼性」の食材を取り入れる

- セロリ
- ズッキーニ
- 苦瓜
- 蟹
- トマト
- 胡瓜
- 豆腐など
不足した水分を補うことで渇きをおさえる

- ホタテ
- 豚肉
- 卵
- いちごなど
もちろん、消耗したエネルギーや血を補うために、お米などの主食はしっかりと摂り入れ、にんじん、ほうれん草、イカやタコなども
とても大切な食材となります。
私たちの身体はすべてのエネルギー(気・血・津液)がバランスを取り合って生かされています。
薬膳の知識を参考にはしますが、上記の物だけを食べろという訳ではありません。
ぜひ、薬膳学の知識を摂り入れ楽しく健康になっていただきたいと思います。
